このシュパーテン オプティメーターは、成城石井の棚でセールになっていたので
試しに買ってみました。
セール価格で480円、定価は520円というドイツ産の高級ビールです。
原産国:ドイツ
金額:480円
購入場所:成城石井
アルコール分:7%
内容量:355ml
アルコール分が7%と、結構な度数です。
グラスに注いだ感じも、いかにも濃厚そうな褐色。
このシュパーテン オプティメーターは「ドッペルボック」という類のビールで
ドッペルボックとは「ダブルで濃い」という意味だとか。
ボックビールは16世紀にミュンヘンの宮廷醸造所で作られた始めた
「アインベック」というビールが今に伝わったものとされ、
アインベックが訛って「ボック」と呼ばれるようになったとか。
そもそもは修道士が断食をする時の栄養源として作られていたビールだそうで
それを聞けば、如何にこのビールが濃厚か、想像がつきます。
しかもドッペル(ダブル)ということは、通常のボックビールの2倍濃い、
ということになるので、これを飲むときはツマミを控えた方が良さそう・・・。
ともかく一口飲んでみると、苦味はほとんどなく
プルーンのようなこってりした果実の甘さを感じます。
うん、この甘さはプルーンにすごく似ています。
これは確かにビールというより栄養ドリンクのような飲み物だと思います。
なので枝豆みたいなツマミとは合いそうにありません。
塩気の強いチーズなどが合うかもしれません。
ビールと言えばビールなんですが、苦味がほとんどないので
何だかよく分からない、でも栄養がありそうなものを飲んでいる、という感じで
確実に夏よりも冬に合うビールだと思います。
これは今までに知らなかった味のビールです。
美味しいかまずいかと問われれば、まあ不味くはない、というところで
毎日は飲まなくてもいいんですが、時折むしょうに飲みたくなる、そんな気がするビールです。
例えるなら「天下一品」のラーメンみたいなビールですね、これは。
あの店のこってりラーメンは苦手な人も多いかもしれませんが、
あれがいける人は、たまにものすごく食べたくなりませんか?
シュパーテン オプティメーターは、そういう味だと思いました。